福島参加者の声・③

昨年に引き続き、今年も参加させて頂き、ありがとうございました。
自然豊かな所で、緑をたくさん見て、きれいな空気を沢山吸って、木や土や虫さん達のにおい、気持ち良い風を感じ、最高の環境の中で過ごし、心身ともにリフレッシュさせて頂きました。
子供達は、思いっきり外で走り回り、川に入ったり、おたまじゃくしや虫とりをしたり、自然の中で思いのまま過ごし、普段見ている顔とは違い、とても生き生きしていました。起きるなり朝御飯前にも外へ遊びに出ていき、これが本来の子供の姿なんだな、と感じました。
福島では除せんが進み、公園等で遊ぶ事が出来ますが、まだ、山や田んぼ、畑、川、土遊びは、線量が高く、子供達には近寄らないように話しています。子供達は、福 島でも自然の中で遊びたいと思っていると思います。
でも、どうしても心配が常にあり、親である私が色々と制限させてしまっています。低線量被爆の影響がなければよいなと思います。
震災から5年がすぎ、放射能への意識も薄れてきて、周りの考えも様々で、今は福島で放射能の話をすることは難しくなってきています。はちみつ会の保養では、同じ考えのママ達と、不安や悩み、日頃溜め込んでいたことを話すことが出来ました。その時の私にとって、とてもありがたい貴重な時間になりました。
スタッフやボランティアの皆さんとお話しして、元気を頂きました。
皆さん仕事を抱え毎日の忙しい中で、沢山の時間や支援をありがとうございました。震災後5年以上すぎたいまなお、応援し続けて下 さることは、本当に大変な事と思います。
沢山のあたたかいお気持ちや支援に支えられてきました。寄り添ってもらえることの心強さを感じ、助けられました。
少しずつ、保養が少なくなってきています。まだ保養が必要な子供達が沢山います。安心安全がうたわれていますが、まだまだ安全だとは思えません。福島の今の現状やまだ原発事故が終わっていないことなど、もっと知ってほしいです。
最後に、はちみつ会に関わって下さった皆様、ご支援くださった皆様、福島の私たちを忘れずに思い続けて下さる全ての方に感謝いたします。
ありがとうございます。

 

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これからも、少しずつですが、福島の方の貴重なお声をお届けできればと思っております。